• TOPICS

江坂店がオープンしてもうすぐ2か月です!江坂店がオープンするまでの弊社代表の思いを掲載いたします。

はじめに

このサイトを見て頂いている皆さま、こんにちは。

「KENSEI」代表の酒徳里麻(さかとくりま)と申します。

大阪で生まれて、大阪で育った、地元大好き人間です。

地元で不動産のお仕事をさせて頂いて20年以上になりました。

女性スタッフだけの不動産屋さんを作ろうと思ったきっかけ・理由

私が不動産業として働きだした当初、事務員さんや営業補佐の女性の方はいたのですが、営業の女性の方はほとんどいませんでした。

私もお客さんが来られた時に対応しても営業だとは思ってもらえませんでした。

家に住む人の半分は女性なのに不思議に思いました。

調べてみると欧米諸国では多くの女性の方が不動産営業として働いている事がわかりました。

どうして日本はこんな感じだろう?と疑問に思いました。

また、日本での不動産屋さんのイメージはあまり良いものではありません。

諸外国では銀行員の方と同じイメージがある国もあるのに。

それならば、弊社に来ていただいたお客様にはこんな不動産屋さんもあるのだと思って頂けたら、女性の営業がいる不動産屋さんもあるのだと思って頂けたら、それが少しずつ増えていけば日本の不動産屋さんのイメージを変える事ができるかも知れないと思っていました。

そんな事を考えていながら、不動産の営業として見てもらえるように男性に張り合ってがむしゃらに仕事をしていた時に、当時担当させて頂いていた女性のお客様に「不動産会社は男の人ばかりで気後れする。担当してもらったのが女性で色々相談できて本当によかった!」と言われました。

目から鱗が落ちました。

男性に張り合っていても私は女性。女性にしか出来ない仕事を、女性ならではの仕事を。そして女性の方が気後れすることなく、入りやすい店舗を作ればいい。スタッフが女性しかいないのであれば、担当に男性にあたるのか女性にあたるのか不安に思う必要もない。そんなニーズに答えられる店舗を作ろうと思いました。

開店までにあった葛藤や困難

不動産業者のイメージはあまり良くなく、知名度のない弊社が女性の不動産営業を募集しても、まず応募がありません。

あの手この手と色々な事を試みて多くの失敗も重ねてきました。

それでも何とか入社して頂いても結婚・出産の為、辞めていく人も多くいました。

また本人は続けていく希望があったとしても家族の理解を得られなかったりもしました。周りの人からは不動産業の女性は長続きしないから、あきらめた方がいいのではないかと何度も何度も言われました。

正直心が折れそうな時はありました。

しかし、私は女性の方が一人でも安心して入れる店舗を作るという夢を、絶対にあきらめない気持ちを持ち続けた結果、何とか開店することが出来ました。

開店した今の気持ち

10年以上前から友人に語っていた夢が叶い嬉しいです。

でも、これで終わりではありません。むしろ、やっとスタートをしたのです。

今は試行錯誤しながらチャレンジを続けています。

現在、来店頂いているお客様の中には、「男性の方には言いにくかった」「本当に女性だけですが?女性だけなら相談させてはしいです」「安心して入れました」など仰って頂ける方が多く来店されています。

本来、不動産屋は誰もが気軽に訪れて、相談できる場所になるべきだと思います。

そして、そのような場所を継続する事が必要だと思います。

スタッフと力を合わせて身近なまちのアドバイザーになれるように邁進して参りたいと思います。

最後に

色々な人と出会い、多くの方に支えられて「女性スタッフだけの不動産屋さんKENSEI」をオープンする事が出来ました。

不動産は人生で2番目に高い買い物だと私は思っています。コンビニよりも多い不動産会社の中からKENSEIを選んで来て頂いた方には感謝しかありません。

不動産の事だけではなく色々な不安や悩みを抱えた方に寄り添い、少しでも皆様のお役に立てればと思います。

女性スタッフだけの不動産屋さん KENSEI

西岡

吹田・江坂に地域密着の不動産屋さんとして50年近い歴史をもったケンセイ管理の新人ライターです。
現在はKENSEIの賃貸営業と広報を担当しています。
女性のお客様に安心してご利用頂けるように、女性だけの不動産屋さんとしてお客様に情報を発信していきます。